セルロースファイバーを吹込み中
壁での作業の様子(10cm施工)
天井での作業の様子(20cm施工)
セルロースファイバーは、木質系断熱材です。 様々な太さの繊維が絡み合い、空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しているのです。
この空気の存在がよりいっそう熱や音を伝えにくくします。
さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。また新聞古紙からリサイクル生産される環境配慮型断熱材です。
この空気の存在がよりいっそう熱や音を伝えにくくします。
さらに、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。また新聞古紙からリサイクル生産される環境配慮型断熱材です。
セルロースファイバーと化学繊維系の違い(顕微鏡にて)
セルロースファイバー
1本1本の繊維の中にも小さな空気胞があり、これが高い「断熱性」等を生み出します!
グラスウール、ロックウールなど
硬い針状で、繊維自体に空気胞がない。
◆ 断熱性能 ◆
グラスウール等の化学繊維系断熱材との一番の違いは、断熱材の一番の目的である「断熱性能」です。
化学繊維系断熱材は、素材自体が熱しやすく冷めやすいのですが、この木質系断熱材は熱しにくく冷めにくいのです。つまり室外と室内の温度をしっかりシャットアウ卜するのです。
例えば、下記の図をご覧ください。
夏の晴天時に熱された壁(断熱材)は、夕時涼しくなってきたら、その溜まった熱を壁から室内に逃がします。ですから、エアコンをかけて涼しくなるまでの 時間がかかります。しかし、木質系断熱材は熱くなりにくい為、エアコンの効きが良いです。これは、冬も同じことが言えます。
化学繊維系断熱材は、素材自体が熱しやすく冷めやすいのですが、この木質系断熱材は熱しにくく冷めにくいのです。つまり室外と室内の温度をしっかりシャットアウ卜するのです。
例えば、下記の図をご覧ください。
夏の晴天時に熱された壁(断熱材)は、夕時涼しくなってきたら、その溜まった熱を壁から室内に逃がします。ですから、エアコンをかけて涼しくなるまでの 時間がかかります。しかし、木質系断熱材は熱くなりにくい為、エアコンの効きが良いです。これは、冬も同じことが言えます。
木質系断熱材の場合
木質系断熱材は、太陽熱等からの温度の影響力が少ない為、室内への熱の侵入を防ぎます。
エアコン等の冷暖房器具がすぐに効いてくれる為、電気代節約にもつながります。
エアコン等の冷暖房器具がすぐに効いてくれる為、電気代節約にもつながります。
化学繊維系断熱材の場合
化学繊維系断熱材は、太陽熱等の影響受け、断熱材自身が温まります。その溜まった熱は、温度の低い室内に流入していきます。
夏の夕方、外の方が涼しいのは、このせいだったのです。
夏の夕方、外の方が涼しいのは、このせいだったのです。
またセルロースファイバーは、隙間無く詰め込めます。シート状になっているグラスウ一ル等はどうしても隙間が出来てしまいます。吹付工法のウレタン等の方が気密性は高いでしょうが、自然素材ではないウレタン等で生活空間を包み込む事に抵抗があります。
やはり「身体に優しい」という観点から、断熱性能と隙間まで充填できる「セルロースファイバー」が弊社のポリシーに一番合っているのです。
やはり「身体に優しい」という観点から、断熱性能と隙間まで充填できる「セルロースファイバー」が弊社のポリシーに一番合っているのです。
木質系断熱材の揚合 (セルロースファイバー) 筋交などの斜め材の隙間ににしっかり充填できます。断面欠損(熱の逃げ道)が出来ない為、断熱の効果も高いです。 施工手聞がかかりますが、しっかり詰めていきます。35坪程の家で約1tのセルロースファイバーを充填します。 | 化学繊維系断熱材の揚合 (グラスウールなど) シート状になっていると隙間までしっかり充填できません。湿気から断熱材を守る為のビニールもサイズが合わないと切断されて、意味が全くありません。 |
◆ 防火性能 ◆
他社製品よりもホウ酸を4倍も含んでいるセルロースファイバーを使用しています。その含有率は22%です。木質繊維と聞くと燃えやすいイメージがあるかもしれませんが、ホウ酸をふんだんに使用しておりますので、火を点けてもすぐに鎮火する自己消化性があります。
その難燃処理により、万一、火災にあったとしても延焼を防ぎ、有毒ガスの発生もありません。
その難燃処理により、万一、火災にあったとしても延焼を防ぎ、有毒ガスの発生もありません。
◆ 防虫性能 ◆
ホウ酸団子でお馴染みのホウ酸は、ゴキブリさえも嫌い、他にも力ビ、ダニ、ネズミ等も寄せ付けません。
カビ抵抗性は最上級ランクです。防カビ性試験をクリアーしています。(JIS Z2911)
米国では害虫駆除断熱材として登録認可されています。
カビ抵抗性は最上級ランクです。防カビ性試験をクリアーしています。(JIS Z2911)
米国では害虫駆除断熱材として登録認可されています。
◆ 調温性能 ◆
原料が『木』の為、湿気を吸ったり、吐いたりできます。これは調湿効果と呼ばれ、建物は快適な湿度に保たれ、ジメジメした不快な状態や、木材の腐れを防ぎます。また結露から家を守る効果もあります。この吸放湿性能は、土壁に代わるほど優れており、日本の気候にとても合っています。
それによって、大切な建物の毒命を延ばすことにもつながります。
それによって、大切な建物の毒命を延ばすことにもつながります。
◆ 防音性能 ◆
セルロースファイバーの多孔性〔多数の微細な孔(あな)をもつ物質〕で、たくさんの空気胞があります。それに加えて繊維同士が絡み合うことにより、厚い空気の層を保持します。
このダブルの空気層に加え、高密度充填の施工により、車の音や話し声等、外側から室内ヘ伝わる音をやわらげます。その防音効果は、 アメリ力で空港周辺の吸音材として使われるほど優れています。
このダブルの空気層に加え、高密度充填の施工により、車の音や話し声等、外側から室内ヘ伝わる音をやわらげます。その防音効果は、 アメリ力で空港周辺の吸音材として使われるほど優れています。
◆ 安心性 ◆
セルロースファイバーは、ホルムアルデヒド・VOCの放散試験において無垢の木材と同様の苅象外でF☆☆☆☆以上の安全性が認められています。
米国では害虫駆除剤として登録されている断熱材ですが、その成分のホウ酸は食卓塩よりもはるかに毒性は低く、人間には安全性に秀れた物質です。
このような高い効果があるセルロースファイバーを他社が積極的に使用しない理由に、材料代が高く、施工手間がかかるという理由があります。
弊社では、材料を直接仕入れ・直接施工を行い、コストカットをしています。
米国では害虫駆除剤として登録されている断熱材ですが、その成分のホウ酸は食卓塩よりもはるかに毒性は低く、人間には安全性に秀れた物質です。
このような高い効果があるセルロースファイバーを他社が積極的に使用しない理由に、材料代が高く、施工手間がかかるという理由があります。
弊社では、材料を直接仕入れ・直接施工を行い、コストカットをしています。